みなさんこんにちはメカニックキャラバンです
前回のブログでお伝えしました納車してからツーリングに出かける前の13のチェック項目いかがでしたか?
13のチェック項目を見る
購入したバイクがいまいち体になじまない・・・
長距離を走ると方が凝る・・・
などなど、ありませんか?簡単な調整で驚くほど改善する場合がありますので気になった方は最後まで読んでみてください!
今回はハンドルやブレーキレバー・ペダルなどを
位置を調整して自分の乗りやすいように
セッティングするためのご紹介です
まずは何が正しい乗り方なのかを知っていきましょう
①ステップに立ち上がる
まずはスタンドを立てた状態で
ステップを土踏まずの位置で踏んで立ち上がり両腕を前方に水平に伸ばします

②そのままストンと座る
ステップに体重をかけたままシートに腰をおろします
これが自分の腰の位置になるので、体でしっかりと覚えておきましょう
(ライディングテクニックなどで大事になりますよ)
ガソリンタンクを膝ではさんだり、かかとでフレームをはさんで、
違和感のないポジションを探しましょう

③ハンドルに手をそえる
軽く上体を前傾させながらハンドルに手をかけ、アクセルを握ります
肘が軽く曲がっていれば正しいライディングポジションです
肘が伸びすぎている・曲がりすぎていれば腰を前後にずらして調整しましょう

※ニーグリップと腰の重心の位置は凄く大切ですよ

ここからは自分に合うように
ハンドルの位置を調整していきましょう
まずはハンドルのトップブリッジにあります
キャップボルトカバーを外していきます
外すのに必要な道具はこちら


6インチの六角とマイナスドライバー
マイナスドライバーを使用します

外した状態がこちら

全て外し終わるとこのようになります

この状態から六角を使用して
キャップボルトを緩めていきます

※この時に必ず下のキャップボルトから緩めるようにしてください
キャップボルトを緩めたら
ハンドルの位置を調整しましょう
一番ベストなポジションは
ハンドルの位置が肘が軽く曲がり手首が自然にそるくらいにしましょう

※ハンドル位置が高い場合

※ハンドル位置が低い場合

調整が完了すれば
ハンドルホルダーを取り付けていきます
※このときに写真を見て左側の短いほうが手前(自分のほうにくるように取り付けます)

そして純正ハンドルには赤の〇でかこんだポンチマークがついています

このマークをハンドルホルダーのこの部分にくるように合わせていきましょう

ここまできたらキャップボルトをしめていきます

ある程度までボルトがしまれば
キャップボルトの上部のほうから座当たりするまでしめます
その後に下部のキャップボルトをしめましょう

ハンドルホルダーを上下逆に取り付けた場合に写真の左のようになります
右側は正常に取り付けられた場合です
ハンドルの位置調整が完了すれば
ブレーキ・クラッチレバーを調整していきましょう
必要な工具はこちら

この工具がなくても
8ミリの工具があれば大丈夫です
※車種によるのでご注意ください

このボルトをゆるめていきます
調整前

調整後


ハンドルまわりの最後の調整はミラーです
必要な工具はこちら

ミラーの調整は

まずはこのボルトをゆるめていきます


下のモンキーは固定して
上部のレンチでボルトをゆるめます

ゆるんだボルトがこちら
あとはミラーを自分の見やすい位置に調整するだけ

調整したらボルトをしめて完了です
それでは最後は
クラッチシャフトを調整していきましょう


必要な工具はこちら

レンチを使用して
この部分を緩めていきましょう

こちらと反対側の部分も緩めていきます

両方のナットが緩みましたら

手で回して角度を調節していきましょう
角度が決まればまたボルトをしめてください
ここまでくれば
かなりバイクが自分の体にフィットしてきたのではないでしょうか
今回のご案内はここまでになります
よければご参考にしてくださいね
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