ブログ

購入したバイクを自分の乗りやすいようにライディングポジションをセッティングする

Share on Facebook
LINEで送る

みなさんこんにちはメカニックキャラバンです

 

前回のブログでお伝えしました納車してからツーリングに出かける前の13のチェック項目いかがでしたか?

13のチェック項目を見る

購入したバイクがいまいち体になじまない・・・

長距離を走ると方が凝る・・・

などなど、ありませんか?簡単な調整で驚くほど改善する場合がありますので気になった方は最後まで読んでみてください!

今回はハンドルやブレーキレバー・ペダルなどを

位置を調整して自分の乗りやすいように

セッティングするためのご紹介です

 

まずは何が正しい乗り方なのかを知っていきましょう

 

①ステップに立ち上がる

まずはスタンドを立てた状態で

ステップを土踏まずの位置で踏んで立ち上がり両腕を前方に水平に伸ばします

DSC_0027_R

 

②そのままストンと座る

ステップに体重をかけたままシートに腰をおろします

これが自分の腰の位置になるので、体でしっかりと覚えておきましょう

(ライディングテクニックなどで大事になりますよ)

ガソリンタンクを膝ではさんだり、かかとでフレームをはさんで、

違和感のないポジションを探しましょう

 

DSC_0035_R

 

 

③ハンドルに手をそえる

軽く上体を前傾させながらハンドルに手をかけ、アクセルを握ります

肘が軽く曲がっていれば正しいライディングポジションです

肘が伸びすぎている・曲がりすぎていれば腰を前後にずらして調整しましょう

 

DSC_0038_R

 

 

※ニーグリップと腰の重心の位置は凄く大切ですよ

DSC_0040_R

 

 

 

ここからは自分に合うように

ハンドルの位置を調整していきましょうDSC_0003_R

 

まずはハンドルのトップブリッジにあります

キャップボルトカバーを外していきます

外すのに必要な道具はこちら

DSC_0001_R

 

DSC_0017_R

6インチの六角とマイナスドライバー

 

マイナスドライバーを使用します

DSC_0004_R

 

外した状態がこちら

DSC_0005_R

 

全て外し終わるとこのようになります

DSC_0006_R

 

 

この状態から六角を使用して

キャップボルトを緩めていきます

DSC_0005_R

※この時に必ず下のキャップボルトから緩めるようにしてください

キャップボルトを緩めたら

 

ハンドルの位置を調整しましょう

一番ベストなポジションは

ハンドルの位置が肘が軽く曲がり手首が自然にそるくらいにしましょう

DSC_0009_R

 

 

※ハンドル位置が高い場合

DSC_0010_R

※ハンドル位置が低い場合

DSC_0011_R

 

調整が完了すれば

 

ハンドルホルダーを取り付けていきます

※このときに写真を見て左側の短いほうが手前(自分のほうにくるように取り付けます)

 

DSC_0014_R

 

そして純正ハンドルには赤の〇でかこんだポンチマークがついています

DSC_0008_R_LI

 

このマークをハンドルホルダーのこの部分にくるように合わせていきましょう

DSC_0024_R

 

ここまできたらキャップボルトをしめていきます

DSC_0012_R

ある程度までボルトがしまれば

キャップボルトの上部のほうから座当たりするまでしめます

その後に下部のキャップボルトをしめましょう

DSC_0016_R

ハンドルホルダーを上下逆に取り付けた場合に写真の左のようになります

右側は正常に取り付けられた場合です

 

ハンドルの位置調整が完了すれば

ブレーキ・クラッチレバーを調整していきましょう

必要な工具はこちら

DSC_0026_R

この工具がなくても

8ミリの工具があれば大丈夫です

※車種によるのでご注意ください

DSC_0018_R

このボルトをゆるめていきます

調整前

DSC_0019_R

 

 

調整後

DSC_0022_R DSC_0021_R

DSC_0020_R

 

 

ハンドルまわりの最後の調整はミラーです

 

必要な工具はこちら

DSC_0001_R

 

ミラーの調整は

DSC_0002_R

まずはこのボルトをゆるめていきます

DSC_0003_R

 

DSC_0004_R

下のモンキーは固定して

上部のレンチでボルトをゆるめます

DSC_0005_R

 

ゆるんだボルトがこちら

あとはミラーを自分の見やすい位置に調整するだけ

DSC_0006_R DSC_0007_R

 

調整したらボルトをしめて完了です

それでは最後は

クラッチシャフトを調整していきましょう

 

DSC_0046_R

 

DSC_0045_R

 

 

 

必要な工具はこちら

DSC_0047_R

 

レンチを使用して

この部分を緩めていきましょう

DSC_0048_R

 

こちらと反対側の部分も緩めていきます

DSC_0050_R

 

 

両方のナットが緩みましたら

 

DSC_0051_R

 

手で回して角度を調節していきましょう

 

角度が決まればまたボルトをしめてください

 

ここまでくれば

 

かなりバイクが自分の体にフィットしてきたのではないでしょうか

 

今回のご案内はここまでになります

 

よければご参考にしてくださいね

 

#メカニックキャラバン

#バイクを自分の体に合わせてセッティングする方法

#初心者バイクセッティング

#バイク初心者

#和歌山県バイク屋

#田辺バイク屋